成熟期間は 個体差もありますが、期間は羽化後6ヵ月前後で
エサをしっかり食べてる状態のオス、メスをペアリングさせます。
ペアリングさせる飼育ケースの大きさはコバエシャッター小ケース程がお勧めです。
ケースの底に、マッツトを1㎝~2㎝程入れ、材(直径8㎝~9㎝) の輪切 りにしたものなどを入れておくと良いです。材でなくても、コルクやバークチップの大などでも問題ないです。ゼリーは広口18gを1個入れて完成です。
エサは切らさずに毎日チェックして下さい、
1週間も同居させれば、交尾は済んでるかと思います。
月別アーカイブ: 2025年7月
オオクワガタ産卵
産卵をお考えの方は成熟した生体をペアリングさせます。
コバエシャッター中ケース底に、マット3㎝~4cm固詰めします。その上に加水済みの産卵材を入れ8割ほど隠れるまで軽くマットを埋め込みます。ペアリング済みのメスを入れて完成です。
30日~40日間程で材を割り、幼虫を取り出します。
セット期間中はゼリーを切らさないようにして下さい。
古くなったゼリーも交換して下さい。
オオクワガタの産卵セットは人それぞれで、当方のように
材の8割ほどマットで埋める方、 材は マットで全部埋める方、
マットを入れない方、( 卵回収 )
オオクワガタの産卵は簡単で、どの方法でも幼虫 や 卵はとれます。
オオクワガタ飼育
飼育推奨温度は30℃以下
一時的に30℃を超えても、すぐに弱ったり死んでしまうことはありません。
寿命は3年~4年 です。
大型成虫(88㎜~)は若干、短命の傾向がある気がします。
極太成虫(顎幅が6㎜を超える個体)も同様
通常エサやりは週に2回程で大丈夫です。
3月~12月エサを食べるうちは加水は必要ありません。排泄で湿度は保たれます。
加水が必要となるのは、エサを食べなくなってからです。
朝、晩、気温が15℃を下回るにつれエサを食べる量は減っていきます。
10℃を下回ると冬眠状態に入ります。よってエサは食べません。
冬眠期間は約12月~3月にかけエサやり作業はなくなりますが、加水が必要となります。週に1度霧吹きなどで軽く湿らせて下さい。
4月以降、気温が上がつてくると活動を開始します。エサを与えて下さい。
オオクワガタ幼虫飼育
幼虫飼育方法
産卵材から割り出した初令幼虫を菌糸ボトル800ccに投入します。
約2カ月半~3ヶ月で2本目へ交換です。(ボトルに食痕が6~7割程進んだ状態が交換目安です)メスであれば再度800ccに、オスであれば1,400ccに投入します。おそらく1本目の菌糸ボトルの交換で3令初期~3令中期まで育っていると思います。
2本目菌糸ボトル交換時でオス・メスの判別をし2本目に投入する菌糸ボトルの大きさを決めます。オス・メスの判別は幼虫の大きさで確認出来ます。目安としましてメス幼虫体重で10~23g オスで18g~37g
頭の大きさにも差がでますメスは小さくオスは大きいです。
その他、卵巣で見分ける方法もあります。メスの場合、
おしりから3節目 の部位に黄色く丸い卵巣が確認できます。
しかし個体によっては卵巣が確認できない個体もあります。
その場合、一番判断に困るのが20g~25gの卵巣が確認できない
幼虫なのですが、その場合、幼虫の体色をみて判断します。
青白い体色であればオス、若干クリームかかった色であれば、メスとして判断します。
【 羽化までに必要なボトルの目安として。。。】
メス 800cc×3本 オス800cc1本+1,400cc×2本~3本です。
【幼虫から成虫までの期間 】
個体差にもよりますが、1本目の菌糸ボトルに投入してから
メスは10ヶ月~12ヶ月オスは11ヶ月~13ヶ月です。