幼虫飼育方法
産卵材から割り出した初令幼虫を菌糸ボトル800ccに投入します。
約2カ月半~3ヶ月で2本目へ交換です。(ボトルに食痕が6~7割程進んだ状態が交換目安です)メスであれば再度800ccに、オスであれば1,400ccに投入します。おそらく1本目の菌糸ボトルの交換で3令初期~3令中期まで育っていると思います。
2本目菌糸ボトル交換時でオス・メスの判別をし2本目に投入する菌糸ボトルの大きさを決めます。オス・メスの判別は幼虫の大きさで確認出来ます。目安としましてメス幼虫体重で10~23g オスで18g~37g
頭の大きさにも差がでますメスは小さくオスは大きいです。
その他、卵巣で見分ける方法もあります。メスの場合、
おしりから3節目 の部位に黄色く丸い卵巣が確認できます。
しかし個体によっては卵巣が確認できない個体もあります。
その場合、一番判断に困るのが20g~25gの卵巣が確認できない
幼虫なのですが、その場合、幼虫の体色をみて判断します。
青白い体色であればオス、若干クリームかかった色であれば、メスとして判断します。
【 羽化までに必要なボトルの目安として。。。】
メス 800cc×3本 オス800cc1本+1,400cc×2本~3本です。
【幼虫から成虫までの期間 】
個体差にもよりますが、1本目の菌糸ボトルに投入してから
メスは10ヶ月~12ヶ月オスは11ヶ月~13ヶ月です。