オオクワガタを ブリードする上で、アウトブリードは大変重要な要素となります。
累代障害 (産卵数の減少、羽化不全) を避けるため
血の入れ替えを行う必要があります。 そのためアウトブリードが必須となるわけですが、ここで重要なのがメス個体の選択です。
オスが超大型 遺伝子 を持った個体でも、メスの選択を間違えれば、
次世代で大型個体が羽化する確率は大幅に下がります (その逆も然りです)
あくまで確率なので羽化してくる生体 全て絶対というわけではありません。
飼育環境について。。。
同じ血統から生まれた幼虫でも、 飼育環境が異なれば、
(飼育温度・湿度・幼虫期間 )など
様々な要因によって 最終的な成虫の羽化サイズは大きく異なってきます。
単純に大型のオス、メスから大型オスが生まれるというわけではありません。
血統の重大性は勿論のこと、幼虫の飼育環境も非常に大切です。
遺伝的要素 として
身体の形状(大アゴ)などは オス親 の遺伝が強く引き継がれ
体の大きさはメス親の遺伝を引き継がれる傾向にあると言われていますが
どちらの遺伝継承が働くかは定かではなく、あくまで 傾向にあるといった
当店の認識です 。
当店では血の入替えとして大型血統、能勢SR血統、能勢YG血統メス単品販売を行っております。
今年、羽化した90ap同複個体のメス単品販売も行います。