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くわがた家につきまして。。。

くわがた家では国産 大型血統 オオクワガタ、能勢YG血統・能勢SR血統に力を入れております。
販売形式としては通信販売が主ですが、
岐阜県各務原市 にて店舗販売も行っております。お近くにお寄りの際は是非お立ち寄り下さい。
生体・飼育・産卵に必要な用品は全て取り揃えております。
〈定休日〉 月・火曜
〈営業時間〉 12時~17時
5月~10月までは定休日、営業時間に関わらず店舗にいる事が多いです。
お電話でご確認の上ご来店下さい。

強制早期羽化メス・オオクワガタ大型作成

オオクワガタ大型作成
非常に重要となるのは血統です、いくら幼虫の飼育環境がよくても大型遺伝子をもっていない個体では大型にはなりません。
また、血統が良くても飼育環境が悪ければ、せっかくの大型遺伝子のポテンシャルを発揮する事もできません。
大型遺伝子を引き継いだ幼虫をより良い環境で飼育し最大限に大型となる潜在的能力を引き出してあげる事が大切となります。
より良い環境とは、温度、湿度、菌糸ボトルの交換タイミングなど。。。
オオクワガタの大きさを求めず、繁殖を目的とするのであれば初心者のかたでも簡単に楽しむ事ができるクワガタです。

強制早期羽化
メス の強制早期羽化についてですが、
一般的に強制早期羽化(初令から4ヶ月~5ヶ月で羽化)メスを種親にする事により大型の作成率が上がります。
早期羽化させるには、1本目は通常の菌糸ボトルで飼育し2本目にマット飼育に切り替え管理温度を30℃~35℃の環境で飼育します。
蛹室を作り出した事を確認したボトルを24℃~26℃環境に戻します。

強制早期羽化メスを種親にする事により何故大型化するのか?
この問いにはっきりとした理由をお答えすることは出来ませんが、
ここで興味ある研究を目にしました。
その研究とは昆虫(オオクワガタ)ではなく線虫がモデルとなっているため
昆虫(オオクワガタ)に当てはまるかどうかはわかりませんが、以下の内容です。
【獲得形質は遺伝する?
※親世代で受けた環境ストレスが子孫の生存率を高める ※
親世代にストレスを与えることで獲得されるホルミシス効果
(ストレス耐性の上昇や寿命の延長)が次世代にわたって子孫へと引き継がれることを発見 】
上記の研究内容を自分なりに考察すると
強制早期羽化を作成するさい幼虫にとっては計り知れない程の劣悪な環境でストレスを受けながら羽化します。
その子孫に ホルミシス効果が継承されるのであれば次世代の幼虫が
ストレス耐性の上昇により 大型化する理由として納得がいきます。
幼虫にとって菌糸ボトルの交換はストレスでしかありません。
環境変化によるストレス 、酸欠による暴れは別です。
幼虫にストレスを与えず飼育する事で体重を落とさず大型化する事は確かです。

強制早期羽化を種親にする事で次世代の個体が大型化しやすい事実は
当方を含め多くの大型オオクワガタ ブリーダー達が体験してる 事実です。


オオクワガタ血の入替えは非常に大切です。メス単品販売をお勧めします。

オオクワガタを ブリードする上で、アウトブリードは大変重要な要素となります。
累代障害 (産卵数の減少、羽化不全) を避けるため
血の入れ替えを行う必要があります。 そのためアウトブリードが必須となるわけですが、ここで重要なのがメス個体の選択です。
オスが超大型 遺伝子 を持った個体でも、メスの選択を間違えれば、
次世代で大型個体が羽化する確率は大幅に下がります (その逆も然りです)
あくまで確率なので羽化してくる生体 全て絶対というわけではありません。

飼育環境について。。。
同じ血統から生まれた幼虫でも、 飼育環境が異なれば、
(飼育温度・湿度・幼虫期間 )など
様々な要因によって 最終的な成虫の羽化サイズは大きく異なってきます。
単純に大型のオス、メスから大型オスが生まれるというわけではありません。
血統の重大性は勿論のこと、幼虫の飼育環境も非常に大切です。

遺伝的要素 として
身体の形状(大アゴ)などは オス親 の遺伝が強く引き継がれ
体の大きさはメス親の遺伝を引き継がれる傾向にあると言われていますが
どちらの遺伝継承が強く働くかは定かではなく、あくまで 傾向にあるといった
当店の認識です 。

当店では血の入替えとして大型血統、能勢SR血統、能勢YG血統メス単品販売を行っております。
今年、羽化した90ap同複個体のメス単品販売も行います。

オオクワガタ能勢YG血統とは?SR血統とは?

能勢YG血統とは
yasukong氏が能勢産のオオクワガタを繁殖させ完成された素晴らしいい大型血統です。
2007年には84.7mm、2009年には86.6mmの個体が羽化し、国産オオクワガタのBE-KUWAレコードを更新されました。

能勢SR血統とは
2015年に嶋原氏が
能勢YG血統をベースに、梅崎血統と信玄血統を交配させて誕生した大型血統す。
2015年の89.0mmの準レコードを獲得した事により能勢SG血統という名前を付けられたのですが、
翌年の2016年に90mm個体を作出され、見事ビークワレコードを更新されました。それを機にSG血統から能勢SR血統と改名されました。



オオクワガタ・ペアリング

成熟期間は 個体差もありますが、羽化後6ヵ月前後です。 
エサをしっかり食べてる状態のオス、メスをペアリングさせます。
適切なタイミングを見極めることで、ペアリングの成功率は大幅にアップします 。
ペアリングさせる飼育ケースのサイズは、大きすぎず小さすぎず
コバエシャッター(小ケース)程の大きさを勧めします。
適温は25度前後が良いと思います。

ペアリングさせるケースの底に、マッツトを1㎝~2㎝程入れ、ほだ木を薄く輪切 りにしたものなどを入れます。木製でなくても、
ドリンク用コルクコースターやバークチップ大などでも問題ないです。
ゼリー 広口18gを1個入れて完成です。
1週間も同居させれば、交尾は済んでるかと思います。

オオクワガタの交尾はハンドペアリングは難しく、目視で確認すのはなかなか出来ません。なるべく暗く静かな環境でそっとしておく事を
促進します。

オオクワガタ産卵

成熟した生体をペアリングします。
コバエシャッター中ケース底に、マット2㎝~3cm固詰めします。その上に加水済みの産卵材を入れ材が8割ほど隠れるまで軽くマットを埋め込みます。
ゼリーを入れて完成です。
ペアリング済みのメスを入れ
30日~40日間程で材を割り、幼虫を取り出します。
セット期間中はゼリーを切らさないようにして下さい。
古くなったゼリーも交換して下さい。
オオクワガタの産卵セットは人それぞれで、私のように
マットを材の8割ほどまで埋める方、 マットを材が隠れるまで全部埋める方、
材にはマットを入れない方、( 卵回収 )
オオクワガタの産卵は簡単で、どの方法でも幼虫 や 卵はとれます。


オオクワガタの魅力と飼育


国産オオクワガタは、日本国内のクワガタの中でも非常に人気のある昆虫です。
当時は黒いダイヤとも呼ばれており迫力がある大きな顎と黒く光沢のある体は非常に魅力的です。
見た目と違い性格は非常に憶病で大人しいクワガタですが、挟む力はかなり強いのでエサ交換時に大あごの辺りに指を近づけるのは危険です。
オオクワガタは比較的丈夫で、室内であれば常温飼育でも問題は御座いません。ただし夏場の高温30℃以上には注意が必要です
一時的に30℃を超えても、すぐに弱ったり死んでしまうことはありませんが、何日も続く環境での飼育は大変危険です。

寿命は3年~4年 です。
大型成虫(88㎜~)は若干、短命の傾向がある気がします。
極太成虫(顎幅が6㎜を超える個体)も同様

エサを与える頻度は週に1度で大丈夫です。
メスには16gゼリーを1個、オスには18gゼリーを1個。
3月~12月エサを食べるうちは加水は必要ありません。排泄で湿度は保たれます。
加水が必要となるのは、エサを食べなくなってからです。
朝、晩、気温が15℃を下回るにつれてエサを食べる量は減っていきます。
10℃を下回ると冬眠状態に入ります。よってエサは食べません。
冬眠期間の12月~3月まではエサを与えなくても良いのですが、加水が必要となります。週に1度霧吹きなどで軽く湿らせて下さい。
4月以降、気温が上がつてくると活動を開始します。エサを与えて下さい。




オオクワガタ幼虫飼育

幼虫飼育方法

産卵材から割り出した初令幼虫を菌糸ボトル800ccに投入します。
約2カ月半~3ヶ月で2本目へ交換です。(ボトルに食痕が6~7割程進んだ状態が交換目安です)メスであれば再度800ccに、オスであれば1,400ccに投入します。おそらく1本目の菌糸ボトルの交換で3令初期~3令中期まで育っていると思います。
オス・メスの判別は幼虫の大きさで確認出来ます。目安としましては
メス10~25g オスで20g~40g
頭の大きさにも差がでますメスは小さくオスは大きいです。
その他、卵巣で見分ける方法もあります。メスの場合、
おしりから3節目 の部位にクリーム色の丸い卵巣が確認できます。
しかし個体によっては卵巣が確認できない個体もいます。
その場合、判断に困るのが23g~25gの卵巣が確認できない、頭の大きさも中途半端
このような幼虫は、体色をみて判断します。
青白い体色であればオス、若干クリームかかった色であれば、メスとして判断します。

【 羽化までに必要なボトルの目安として。。。】
メス 800cc×3本  オス800cc1本+1,400cc×2本~3本です。
【幼虫から成虫までの期間 】
管理温度などで異なりますが、菌糸ボトルに投入してから
メスは10ヶ月~12ヶ月オスは11ヶ月~13ヶ月です。

R7年 能勢YG血統・SR血統 90㎜up当店羽化個体

24SR-E-1ライン 91.6 ㎜

24SR-A-2ライン 91.0㎜・90.1㎜

24SR-F-3ライン  91.1㎜

2

24SR-K-2ライン 90.8㎜

24SR-J-1ライン 90.0㎜

24SR-G-1ライン 90.0㎜

24SR-H-1ライン 90.2㎜

24YG-F-1ライン 90.5㎜

24YG-H-2ライン 90.3㎜

24YG-G-1ライン 90.1㎜

R7年【くわがた家 SR血統・YG血統 羽化報告
92㎜~93㎜upは残念ながら羽化不全に終わりました。
88㎜~89㎜upは多数羽化しました。来期は93㎜up 94㎜up 完品で羽化してほしいものです。

R7年羽化 90up同複個体も販売しております。
大型個体育成の種親に是非お勧めします。

R7年、当店の今期種親に関してですが
90upラインを主体に
オス・メスの補強として昨年同様 hinamax氏   hxbwh999氏 にご協力頂きました。

来期種親に関してですが
昨年同様、当店の90upラインを主体に
補強は hinamax氏   hxbwh999氏
ご協力いただく予定です。


hinamax氏 よりお譲り頂いたYG血統94.3㎜同複♂86.0㎜に当店♀4頭かけあわせ、100頭以上の幼虫が回収できております。
さっそく来期種親として使用するため、メス20頭ほど強制早期羽化させています。現在は33℃で管理中です。

R8年、R9年の羽化個体も非常に楽しみです。

くわがた家では大型血統 能勢SR血統・YG血統 A’・B品(難あり個体)格安にて販売しております。

R5年6月羽化 能勢SR 92.0㎜ 91.2㎜ 90.3㎜ 90.2㎜ 90.0㎜

SR血統 23-B-2ライン 91.2㎜
R5年6月羽化 同複個体ペア販売中https://www.kuwagata-angelina.com/products/list.php?transactionid=8bbfbba6b2527e71e18f3f5e118f0a0150862dc5&mode=&category_id=91&maker_id=0&name=&orderby=&disp_number=15&pageno=2&rnd=nap
クワガタ販売、主にオオクワガタを販売しております。
SR血統 23-B-2ライン 90.2㎜ 
R5年6月羽化 同複個体ペア販売中https://www.kuwagata-angelina.com/products/list.php?transactionid=ad0248430d41e02fbde01a559cb1944d0fd716d8&mode=&category_id=64&maker_id=0&name=&orderby=&disp_number=15&pageno=2&r
クワガタ販売、主にオオクワガタを
能勢SR血統 23-C-60ライン 90.0㎜ 
R5年6月羽化
クワガタ販売、主にオオクワガタを販売しております。
SR血統 23-F-7ライン 92.0㎜https://www.kuwagata-angelina.com/products/list.php?category_id=91
R5年6月羽化 同腹♀単品・同複♂A’品 販売中h

能勢SR血統 23-L-66ライン 90.3㎜
クワガタ販売、主にオオクワガタを販売しております。